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公立大学法人 福岡県立大学

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看護学科

精神看護学

精神看護学|学問領域の紹介

精神看護学に関する講義では、看護の対象となる人の精神の健康課題・セルフケアレベル・生活の場や状況に応じて、看護の対象者の希望やニーズに添って、他の専門職者と協働して看護を提供するために必要な知識、態度を学びます。演習では、援助関係を構築する技術とロール・プレイングを使った看護過程のグループワーク、看護上の出来事の再構成の個人ワークにより、他者理解と自己理解を深め質の高い看護を提供する能力、看護過程を展開する能力、看護技術を修得します。またそれらの過程を通してグループで学び合い、教え合う教育臨床の風土を醸成します。精神障害をもつ方に接した経験がない学生が多いため、DVDを視聴して患者さんの病状を観察し、アセスメントを行う演習も行います。

教育内容

3~4年生になると、精神科病院にて実習を行います。精神に病や障がいをもつ人との援助的人間関係を築き発展させ、一日も早くその人らしい生活を取り戻せるようセルフケアを援助する為の臨床の知識、技術、態度を自己の経験の振り返りを通して実践的に修得します。精神看護学実習における特徴的な学びとしては、学内の演習で体験した看護上の出来事の再構成を、患者様との関りの場面において取り上げることです。実際の場面を客観的に振り返ることで、普段気づいていない自分の思考や言動の特徴に気づくことができます。一人では自己分析することは難しいですが、指導者様からのフィードバックをいただきながら、自己洞察し成長につながります。また、患者様やそのご家族、多職種の人々との関係を通して援助の担い手としての自己を見つめる能力を養うことができます。


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