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公立大学法人 福岡県立大学

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看護学科

実験看護学

実験看護学|学問領域の紹介

実験看護学の教育内容は、人間を理解するための科目で、経験だけに頼らない根拠のある看護=Evidence-based Nursingを推進していくために役立ちます。看護職者に必要な専門科目の土台となる専門基礎的科目で、具体的な学問としては解剖生理学(本学では生態機能看護学)、生化学、薬理学、微生物学、免疫学、病理学などで構成されています。特に、生活者である人間を理解する生態機能看護学に関しては、正常な日常生活を過ごしている人間の生理機能について看護の視点から学べる教育内容としています。多様な看護の経験をしている看護教員のもとに、人間を理解する上で必要な視点からの授業が組み込まれており、充実した内容となっています。地域で生活している人間が健康に暮らすために必要とされる健康教育、病気にかかった人間を理解する等、この実験看護学で学んだ知識を活かして看護を提供していくことになります。

教育内容

教育内容を修得するために、デジタル技術を用いて学生が自ら学ぶ環境を整えています。看護の視点での思考を深めるために、アクティブ・ラーニングを取り入れ、ディスカッションや発表しながら学びを深めています。具体的には、生活を営む人間を理解するため、身体の一部(指先等)を冷やしたり温めたりすることによる体温調節を測定・分析する実験や、運動負荷による循環調節(血圧や脈拍)を測定・分析する実験等を行います。アクティブ・ラーニングでは看護の視点で結果を考察し、今後の専門的な演習や臨地実習につなげていきます。

同じ時期に行われている他の授業(病態看護学、基礎看護技術、フィジカルアセスメント等)との関連を重視し、科目間の横のつながり、縦のつながりを大切にして生態機能看護学と看護を結びつけています。

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生態病態看護学実験の様子

学生が机上の学習だけでなく、実験を通して、人体の構造や働きを主体的に学ぶ機会となっています。

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