この学習室の目的は、ご家庭で子どもにどのようにしたらうまく生活技能を教えることができるか、子どもの困った行動をどのようにしたら少なくすることができるか、などを保護者の方々に学んでいただくことです。このようなやり方は「ペアレントトレーニング」と呼ばれています。
(例)
・ 食事,排泄,着脱衣などの生活技能をどうしたら上手に教えることができるかを学びます。
・ かんしゃく,乱暴,自傷などの困った行動をどうしたら少なくすることができるかを学びます。
福岡県立大学の教員が行ない、その補助を大学院生、学部学生などを中心としたスタッフが行ないます。
毎週月曜日(10週間)10時~13時頃まで
保護者の方のみ参加
形式:講義および個別相談
場所:附属研究所内
・ ペアレントトレーニングについての基本的な考え方を,講義やビデオで説明していきます。
・ それぞれの子どもに合わせて指導プログラムを一緒に考えていきます。
・ 作成したプログラムに基づいて,実際にご家庭で子どもへの対応に当たっていただきます。
・ その時の様子を記録用紙に記入していただき、次の回までに持ってきていただきます。
・ その経過を見ながら,一緒にプログラムを再検討していきます。
・ ペアレントトレーニングの前後で進歩の度合いを保護者の方々に確かめていただくために,ビデオ撮影を行ないます。
・ こちらで子どもを直接指導することはしませんが、子どもを連れてきていただくことがあります。
【対象】
・ 発達に遅れのある子どもを持つ保護者の方
・ 子どもの年齢は,3歳頃から10歳頃まで
【募集人員】
・ 3名までとさせていただきます。スタッフに限りがあるためです。
・ 応募者が3名を超えた場合は、次回までお待ちして頂きます。なお、その場合は次回の「お父さん・お母さんの学習室」に優先的に参加できるようにいたします。
・お待ちいただく場合は、心理教育相談室の保護者面接で個別に相談を受けていただくこともできます。
【参加条件】
・ できるだけ毎週休まずに参加できる方に限らせていただきます。
・ 保護者の方々が家庭で実践なさった事柄や行動の変化を、後の学習室の教材として使ったり、学生の卒業研究などにまとめさせていただくことがあります。その場合、匿名は守ります.
【費用】
・資料代として1,000円をいただいています。
受講を希望される方はご連絡ください。
0947-42-2118(担当:中藤)