情報処理センター長
石田 智恵美
情報通信技術への理解と活用能力はいまの学生や一般社会人にとって、必要不可欠な教養となっています。本学の情報処理センターはそのような現代社会のニーズにこたえ、コンピュータや通信ネットワークなどから構成される大学の情報システムを効率的に管理・運営し、教育・研究・教務の情報技術による高度化を推進するための機関です。
その理念の下で、近年、学内LANの構築やe-ラーニングシステムの導入などが行われることにより、学生が自主的に学べる、かつ、学生の学習状況の把握ができる環境が提供できるようになりました。たとえば、現在、講義資料の配布、予習・復習のための課題の設置と検索に利用されており、そして、アンケートなどにも利用されています。また、学内の全学生、教職員のメールアドレスを管理し、大学のホームページの管理を行っています。
さらに本学での教育や研究などの活動内容を世界中に発信していくこともできるようになり、このようなネットワーク内にある情報が教育・研究活動の充実に果たす役割はとても重要であると考えられています。そのため、この情報処理センターでは、定期的に学内LANを再構築し、学生並びに教職員が利用しやすい環境づくりを目指しています。また、近年、ノートパソコンを携行する学生と教職員のために、無線LANの設置などの環境整備を行い、利便性の向上を図りました。このように、学内の通信・ネットワーク環境を、世の中の状況に乗り遅れないよう、安全、かつ高品質な状況に整備することを目指しております。