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公立大学法人 福岡県立大学

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公共社会学科

お知らせ公共社会学科:2025年度ICT導入の研修会を実施しました!

 IMG20250423170325.jpg公共社会学科では効果的な授業実践を進めるためにICT活用を積極的に取り入れています。今回、全国の約45%の自治体で導入されている授業支援プラットフォーム「ロイロノート・スクール」(株式会社LoiLo)に関する研修会を実施しました。ロイロノート・スクールを導入することで、PCやタブレットなどのICT機器の利活用が促進され、小中高校の教育現場で大きな注目を集めています。

 第1回ICT研修会(4月23日)では、講師としてLoiLo教育ICTコンサルタントをお招きし、教育ICT活用の効果について講演いただきました。研修会には公共社会学科教職課程(中学社会・高校公民・情報)の教科担当教員と学生が参加し、実際にロイロノート・スクールを使いながら教育現場での活用方法を再現する実践的な研修を受けました。授業資料のシームレスな共有や、複数の児童生徒が同時に編集・記述できるデジタルホワイトボード、学習進捗や思考過程を把握できるリアルタイムモニタリング機能など、児童生徒の主体的・協同的な学習を促進するための工夫がICT活用で可能になることを学びました。

 IMG20250718150259.jpg第2回ICT研修会(7月28日)では、教職課程の学生によるICTを活用した模擬授業と、教育現場でのICT活用に関する情報交換を実施しました。実際に教育実習校でロイロノート・スクールを活用して授業をおこなった教育実習生(第1回研修会受講生)が当時の授業を再現しながら授業をおこないました。教職課程の3・4年生と教科担当教員が生徒となり授業を受けることで、教育におけるICT活用の効果を体験しました。また、教育現場のICT導入の現状や、教育側がICTを利用する上での実践的なノウハウなど、さまざまな視点からの情報や意見の交換が活発になされました。教科担当教員間では、学校現場のICTにあわせた実習指導について情報共有しました。

 現在、小中高校におけるICT活用は急速に進んでおり、教員に求められるスキルも大きく変化しています。教職課程の学生が教育現場で役立つ実践的な力を養う機会は今後もより重要となります。教育現場の動向をふまえつつ、学生が卒業後に教員として円滑に活躍できるよう継続的に支援してまいります。

キャリア支援プログラム担当 黒川すみれ・佐藤繁美

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