人間社会学部公共社会学科、中学社会・高校公民・情報の教職課程では、リスク・マネジメントを含む学校安全について、児童生徒等や教職員の生命・心身を脅かす事故・災害等に普段から備え、いざというときに的確な対応ができる危機管理の知識や視点を備えた教員養成を目指しています。
7月2日田川地区消防本部より講師をお招きして、普通救命講習を実施しました。この取組みは教員養成段階における学校安全の学修の充実を目的としたものです。講習ではAED を用いた一次救命措置の方法や心構えについて消防庁応急手当WEB講習(eーラーニング)を受講して理解を深めた後に、田川地区消防本部の講師による講義、実際にAED を用いて応急手当に係る実習を行いました。学校における児童・生徒の命を守る救命処置と大人を対象とした救命処置の相違点、止血時や食べ物などをのどに詰まらせた時の応急手当等について学びました。
教職課程の2年生から4年生の8割を越える32名が受講し、「普通救命講習修了証」が交付されました。授業で参加できなかった学生は、田川地区消防本部で開催される救命講習に参加予定です。
中学社会・高校公民・情報課程担当
藤澤健一、佐藤繁美、坂無 淳