ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会
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福岡県立大学 インターンシップ報告会
活動報告4.プレ・インターンシップ大杉勇真(公共社会学科3年)1.市役所の仕事私は、春季の活動に行政職を選択しました。市役所での業務ということで、基本的にデスクワークを想像していたのですが、今回の部署では外に出歩くこともあり予想とは違っていましたが、こういった仕事もあるのだという、貴重な経験をすることが出来ました。初日の業務はパソコンでのデータ処理などを行いましたが、5日間のうち2日は庁舎を出ての業務となりました。庁舎内での業務は主にデータ処理や会議の資料作りなどを任せていただきました。今回私が行った部署は「防災安全課」という部署であり、災害時などの対応や、防火水槽、消火栓などの設備や調査点検を行う消防防災係と、交通安全や、空き家の対処などに対応する生活安全係の二つの係がありました。私はどちらかの係につくというわけではなく、防災安全課としての業務全般に広く関わらせていただきました。1データの処理防災の庶務に関するデータをまとめました。また、会議に使う資料としてパワーポイントを作成しました。今回まとめたのはおそらくほんの一部ですが、それでも膨大な量の情報を扱わなければいけない仕事でした。2防火水槽、消火栓の調査点検市内にある設備の調査点検に同行しました。本来ならば調査点検の後に手入れが必要だと判断した場合は、草刈りや、修理などの処置を行うのですが、修理する箇所は特になく、天候がよくなかったため清掃や草刈りなどは行いませんでした。3公民館での暴追研修会公民館で暴力団追放の研修会があり、その準備片付けと研修会に参加しました。講師の方の案内や、会場の設営を行いました。このような業務をしましたが、何種類かの業務を並行してこなさなければいけないため中々に苦労しました。データをまとめている最中も会議が始まる時間になれば準備を行い会議に参加して、そちらの仕事をしなければなりません。デスクワークだけではないため、体力も必要だと感じました。課長のお話ではすべての部署がここまで忙しいわけではなく、この部署は数ある中でも相当に忙しい場所とのことでした。2.感想前述の通り貴重な体験をすることが出来たと感じるのと同時に、まだまだ知識が不足しているとも感じました。経験豊富な先達に囲まれて過ごす中で、職員の方々の仕事の効率は素晴らしいものでした。自分という全く知識のない人間が入って、説明をしながら仕事に取り組まなければいけないという状況にありながら、自らの業務に遅れをださないようにと考えて行動されていたのだと思います。そういった方々と同じ職場にいるということは、自分も仕事を与えられるばかりではなく、自ら積極的に仕事を探さなければならないと感じました。そして、想像することが非常に重要だと感じました。仕事の効率化という点でもそうですが、この仕事を行うことで何が起こるのか、何のための仕事をしているのか、常に疑問を持ち、答えを創造していく必要があると感じました。ただ言いなりになっているだけでは意味がなく、自分のやっていることにどんな意味があるのかを考えている中で仕事のやりがいを見つけることができると学びました。74