ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

池田 結香(看護学科1 年)私は、社会人としての礼儀や姿勢、きちんとした言葉遣いや様々な仕事で必要なコミュニケーション、特に普段関わることの少ない年齢の離れた方とのコミュニケーションの取り方を学びたいと思い、プレ・インターンシップに参加しました。夏期のプレ・インターンシップは私の地元にある中間市役所に、平成28年8月29日~9月2日の5日間活動をしました。1日目と2日目は中間市役所で保健師の方と、市民の方に配る健康診断のお知らせを一緒に作成しました、3 日目は、ハピネス中間で高齢者の方と体操に参加しました。4日目、5日目は中間市保健センターに行きました。4日目に参加した体操は、先生が不在のためにビデオを見て行う体操でした。参加者の方は、先生がいないため参加しやすいと言われていました。5日目は、1歳6ヶ月検診を見学しました。私はこの5 日間で、ずっと暮らしてきたにもかかわらず私が知らない中間市のことをたくさん知ることができました。仕事をしているところを近くで見させていただき、電話がたくさん鳴っていて、その電話は誰かがすっと取って、「代わってください」と言われたときはすぐに代わっていたり、実施した仕事は誰がいつどのようにしたかを詳しくパソコンに記録していたり、休みの人にもきちんと伝わるようにメモを挟むファイルが置いてあったり、休み時間や勤務時間が終わる時間になっても仕事を続ける人も多く、仕事への責任感を感じました。また、高齢者の方とのコミュニケーションの取り方を見て、大きな声で話すこと等だけでなく、その方のことをしっかりと把握することが大切と分かりました。春季のプレ・インターンシップは私が卒園した中間南幼稚園に平成29年2月20日~2月25日の5日間、活動を体験させていただきました。私は、看護師のいる0歳~1歳のクラスに行かせていただきました。給食の準備のお手伝いをしました。0歳の子は白米、1歳の子は玄米と食事が違いました。食事の仕方も、自分でスプーンを持つ子がいたりと、違いました。看護師の先生と園のみんなの分の薬の確認をしました。薬を飲ませるためには、病院と保護者の指示、日付、薬の名前を確認しなければいけません。年少から上の子には、クラスの担任の先生が飲ませてくれます。年少から下の子は看護師の先生が飲ませにクラスに行きます。ほとんどの薬は、風邪薬で粉薬でした。小さい子が飲みやすいようにコップで溶かし、飲ませる際も最後まできちんと飲めるように看護師の先生が支えていました。園児の体温を、来園時、昼食後、お昼寝後の3回計り、記録しました。計ったごとに、大きな変化がないか確認します。計るときには、膝の上に座ってもらい体温計が脇にしっかり入ったかを確認し、腕を少しおさえて計ります。園児とたくさん接することができて、歳が何か月か違うことや個性で一人一人が全然違うことが分かりました。また、近くのことだけでなく、全体を見ることが大切だと学びました。このプレ・インターンシップの経験を通して、これから正しい言葉遣いと礼儀を身につけたいと思いました。また、私には責任感と観察力が足りないと分かったので養いたいです。62