ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

とで、「働く」という価値観がよい方向に変わりました。3つ目は、自分の現状を知り、自信を持つと同時に課題を見つけることが出来たということです。自信を持てた点としては、初対面の学生達とうまくコミュニケーションをとり、活動を円滑に進めることができたという点です。その点は、社員の方々からも評価していただき、私自身の強みであることに気づかせていただきました。インターンシップの中で『課題』が与えられる場面が多くありました。与えられる『課題』に対しては、まじめに一生懸命取り組みました。しかし、その一歩先を考え、自主的に発信するところまで考えが及びませんでした。社員の方々からのフィードバックの際にも、自主性が不足していると助言をいただき改善していこうと思いました。就職活動は、3月から長くても1年間と短期間行うものです。しかし就職するということは、その後の人生の大部分が仕事を占めることになります。今回の活動を通して、その短期間の就職活動を自分の納得できる形にするために、『私は、どんな性格でどんな業界・業種が合っていて、どんな人生を歩んでいきたいか』ということを考えるべきだということに気付きました。一方で、私は世の中の業界や業種を全然知らないことに愕然としました。その業界や業種のイメージが先行し、現状を知らないことにも気付かされました。さらに、働くうえで、もちろん給与や福利厚生なども大事ですが、仕事にやりがいを見出せずに働くことと、やりがいと自分の役割を見出し働くことには、仕事ひいては人生の幸福度が全く違ったものになると思いました。私は、今回のインターンシップを通して、自分のやりがいを見出しながら働ける企業で働きたい!と思う気持ちが強くなりました。インターンシップを終え、現在は、多くの業界のインターンシップに参加したり、合同企業セミナーにも足を運ぶなど就職活動に向けて積極的に取り組むようになりました。また、与えられたことをただ淡々とこなすだけでなく、「今、何が必要で、自分に何ができるのか」を考え、周りに積極的に働きかけられるように自己研鑽をしています。44