ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

2 インターンシップ(1) プログラムの紹介室井 啓臣(学生支援班)まず、本学におけるインターンシップの位置づけについて説明いたします。本学では1 年次から正課教育・正課外教育にて学生のキャリア形成支援を行っています。正課教育には、主に1~2 年次に履修するプレ・インターンシップや2 年次の海外語学実習があります。正課外教育には、1~2 年次に実施するキャリア形成支援講座等、主に2~3 年次に実施するインターンシップがあります。プレ・インターンシップ等の低年次を対象としたキャリア形成支援では「学習意欲喚起型(仕事理解型)」として位置付けておりますが、インターンシップではプレ・インターンシップで獲得した「就業力」をもとに「職業選択準備型」として位置付け、職業選択や職業生活への理解を深め、将来の就職活動や就職後の適応を円滑にすることを目的としています。次にインターンシップの概要について説明いたします。インターンシップの対象学年は、厳密には2 年次春季及び3 年次夏季が最も望ましいと考えております。期間は1~2 週間を推奨しています。マッチング方法は九州インターンシップ推進協議会等の仲介機関を通して行っており、大学と受入れ先で覚書を交わすものをインターンシップと認めて一部交通費を補助しています。今年度の参加学生は、21 名でその76.2%が2 年次春季・3 年次夏季に参加しています。また、過去2 年間のプレ・インターンシップ履修学生から夏季3 名・春季2 名の合計5 名(全体の24%)が今年度のインターンシップに参加しています。受入先は、大半が福岡県内の企業・団体となっております。中には出身地に帰省してインターンシップに参加した学生もいました。受入先の業種内訳としては、官公庁が最も多い結果となっています。本学では公務員を希望する学生が多く、2~3 年生を対象としている公務員講座に80 名ほどが受講していることからも、このような特徴がでております。本学では、職業選択準備型としてのインターンシップに参加する前に、仕事理解型であるプレ・インターンシップを経験することを推奨したプログラム構成となっております。プレ・インターンシップ時に事前・事後研修を含めた指導を充実させることで、その後のインターンシップの参加準備を見据えたものとなっています。今後の課題として、インターンシップ参加者におけるプレ・インターンシップ履修経験者の割合をもっと高めていく必要があります。1 年次から段階的にキャリア形成支援プログラムを受講することで、職業選択や卒業後の社会生活がより充実したものとなればと考えております。これで本学のインターンシッププログラムの説明と紹介を終わらせていただきます。40