ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

足立 智香(公共社会学科1 年)私は将来公務員になりたいと考えています。そこで今回、公務員の業務内容を知ることや、自身の将来像をより明確にすることを目的として、香春町役場でプレ・インターンシップを体験させていただきました。10 日間で6 つの課(税務住民課、福祉課、健康保険課、産業振興課、住宅水道課、総務課)を体験しました。体験してみてわかったことは、想像していた以上に現場へ向かうことが多いということです。役場勤めは、机に向かって事務作業をすることが多いというイメージでしたが、実際に体験してみると、様々な現場へ同行させて頂く機会が多かったです。また、役場にはいろいろな課がありますが、それぞれの課で、業務内容や雰囲気が大きく異なることもわかりました。税務住民課や住宅水道課、産業振興課は現場へ向かうことが多く、一方で福祉課や健康保険課は訪ねて来る人や電話に対応することが主で、終始慌ただしい雰囲気でした。総務課は私が抱いていた公務員のイメージに一番近く、事務作業や会議に参加する場面が多かったです。体験のなかで、職員の方にいろいろと話を伺うことが出来ました。仕事へのやりがいや心がけていること等、皆さん快く教えてくださいました。その中で、仕事で大変なことを聞くと多くの方が「町民の方とコミュニケーションをとることが一番大変で、一番大切」だと答えていました。窓口業務が主な課はもちろん、現場回りが主な課も、コミュニケーションが仕事の上で重要であると教えて頂きました。今回の体験で、コミュニケーションの重要性を改めて理解しました。また今回、自身の課題を見つめ直す機会にもなりました。まだまだ言葉遣いが甘かったり、確認を怠ったためにミスを引き起こしてしまいました。しかし、自身の課題を発見することや、自分を客観的に見ることができ、自己理解につながりました。香春町役場の方々には本当によくしていただきました。課や係の説明を丁寧にしてくださったり、職員の方々から話を振って頂いたおかげで、だんだんと打ち解けることができました。10 日間ご迷惑をおかけすることもあったと思いますが、優しく丁寧に接してくださった香春町役場の方々には、とても感謝しています。130