ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

森 綾子(社会福祉学科1 年)活動の目的この活動の目的は、0 歳から3 歳までの乳幼児と触れ合い、実際に乳児院の職場で働くことで、職員同士の連携や乳幼児とのコミュニケーション方法を学ぶことである。また、様々な専門職員が働いている乳児院の中での、社会福祉士の立場などを知ることを目的とする。体験内容2016.8.22~9.2 の8 日間の体験の中で、前半は乳児クラス、後半はグループホームで活動した。乳児クラスでは、朝食の介助、おもちゃ遊び、離乳食介助、おむつ替え、お風呂介助、昼食介助、夕食介助、ボランティア企画参加等、一日の生活に密着して乳児のお手伝いをした。グループホームでは、乳児クラスとほぼ同じ内容の体験であった。その他の時間に、心理士さんのお話、社会福祉士さんのお話、看護師さんのお話を伺った。体験を通して学んだこと体験を通して学んだことは、様々な専門職の方々の連携である。乳児院には、心理士、社会福祉士、介護士、精神保健福祉士、看護師、保育士など、とても多くの専門職の方々が働いている。この体験を通して、私は専門職の方々は一日に何度も話し合いの時間を設けて、利用者さん個人個人のことを事細かに話し合っていることを知った。個人にあった最善の環境づくりのためだと知った。次に、乳幼児とのかかわり方についてである。私はこれまで乳幼児期の子どもとかかわることはほとんどなく、初めはとても緊張していた。しかし、職員の方々の姿勢や、自分なりの観察により、この期間でとても懐いてくれた。また、年齢により好みや、感情表現が異なっていることが分かった。今後の課題今後の課題として、質問の事前準備があげられる。今回の体験で、お話を伺えなかった専門職の方がいらっしゃったため、事前に質問を準備する必要があると感じた。また、さらに細かな声掛けをすることにより、職員の方だけでなく、乳幼児とのコミュニケーションもとることができるのではないかと考えた。今後は、受け身ではなく、自信を持ち積極的に活動ができるように心がけたい。108