ブックタイトル県立大 インターンシップ 29

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概要

県立大 インターンシップ 29

し、相手の話にしっかりと耳を傾けたことで患者さんと楽しく会話をすることができました。その中で患者さんの悔しさやつらさなど様々な思いを聞くことができ、患者さんが再び自分らしく生きていけるようにリハビリという手段があることがわかりました。また、実際に車椅子や松葉杖を使う貴重な体験もさせていただきました。救急外来では見たことのない道具や、患者さんが救急車で運ばれてくる様子、搬送された患者さんへのスタッフの対応を見ることができました。スタッフの方はいかなるときも冷静に対応しており、救急では特に冷静な対応が大切であることを学びました。そのためには、患者さんがいない間に救急外来を整えておくこと、そして自分自身を整えておくことが大切であることがわかりました。また救急外来の器具や医療のこと、田川の救急の現状などを聞くことができました。田川市立病院で私が学んだことは患者さんが自分らしく生きていくために様々な専門職の方がそれぞれの専門性を生かして支援を行っていることです。ひとつの専門職では成し遂げられないことを他の専門職と連携して成し遂げていくことの大切さが理解できました。大学の授業でソーシャルワーカーは様々な経験を積むことが大事であることを学びました。今回田川市立病院で経験したこともそのひとつです。病院内の様々な場所で多くの視点から患者さんが自分らしく生きることに着目した経験を生かし、将来広い視野で支援を行っていけるよう頑張ります。105