ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会

ページ
58/152

このページは 福岡県立大学 インターンシップ報告会 の電子ブックに掲載されている58ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

福岡県立大学 インターンシップ報告会

活動報告4.プレ・インターンシップ石橋小春(看護学科1年)私はプレ・インターンシップでは、様々な職種の方と関わり、将来の視野を広げること、チームと企業との連携について学び、将来チーム医療の中で活かしていけるような工夫を見つけ出すことを目標に活動した。活動内容は室内での事務作業が主で、試合で使用するチケット作りや資料準備、グッズの配送準備などであった。この仕事の中で、チームと企業の連携について学ぶことが出来た。株主やスポンサー企業、協賛金をいただいている企業には、試合の招待チケットを送っていた。しかし、実際に使用されているチケットの数は全体の3~4割程度で、このチケットの利用数を増やすことも今後の課題であると考えられる。また、いただいている協賛金で「こども夢チケット」というものを作っており、このチケットで高校生までの子どもは無料で試合を観戦することが出来る。このチケットを利用する子どもを増やし、この子どもたちがギラヴァンツ北九州の根強いファンになっていくことが、さらにギラヴァンツ北九州の知名度をあげることにつながると考える。また、試合会場では企業の広告を張り出したり、ユニフォームに企業のロゴが入っていたり、試合のチラシなどに企業名や商品が書かれていたりと、企業にとって利益につながるような広告が至る所にあった。このようにして、チームと企業は連携をしていた。また、地域とチームとの連携についても学ぶことが出来た。今回、小倉駅の商店街でポスターの掲示のお手伝いや、ギラヴァンツ北九州の選手と共にPR活動としてチラシ配りなどをさせていただいた。このようにして、まず地元の方々から応援していただけるようなチーム作りを目指していた。また本年度から、試合の日程が書かれたポスターを月ごとに配って回るようにし、より多く地域の方とふれあう機会を増やしていた。ギラヴァンツについて知らない方もまだまだ多く見られたので、さらなる認知度の上昇が課題であると感じた。また、私は開幕戦当日にもスタッフとして活動をさせていただいた。裏方として100名ほどのボランティアの方々とともに試合会場準備やチケット販売をさせていただいた。1試合行うのに300名以上のスタッフの方々が動いていることを知り、その一人ひとりがどのように動けばよいかまで、綿密なスケジュールが組まれており、改めて裏方の仕事の大変さを学ぶことが出来た。目標としていた5000人の来場者をわずかに達成することはできなかったが、開幕戦初勝利を収めることができ、スタッフや観客、たくさんの方の笑顔を見ることが出来た。今回のプレ・インターンシップで、チームを動かすために想像以上にたくさんの人の力が関わっていることを学んだ。学生生活、看護の世界では体験できない様々な仕事をすることができ、とても充実した活動となった。54