ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会

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概要

福岡県立大学 インターンシップ報告会

ごあいさつ福岡県立大学理事長・学長柴田洋三郎本日は、多数の方に御参集頂き有難うございます。皆様方には、日頃より本学の教育につきまして特別のご支援ご鞭撻を頂き、心より感謝申し上げます。本日の「インターンシップ報告会」は、本学で行われている各種のインターンシップや海外語学実習など、人材育成の取り組みについてご紹介するという試みで御座います。思えば世の中は急速に変わっています。私は戦後生まれでありますが、私たちが大学を出た頃に最先端といわれていたことは、現在ではほとんど役に立たなくなってきています。また今の学生の中の6割以上は将来的に、現在存在していない仕事に就くであろうともいわれています。今、学生たちは専門的な知識・技術等を習得するために日々努力しているところですが、それらは卒業した時には最先端であっても、時が経つにつれて、どんどん古くなってしまいます。そこで、専門的な知識・技術とは別の基本的な力を身に付ける必要性が生じてきます。福岡県立大学では各種の国家資格等とも関連する「専門力」の養成に加え、21世紀の課題に対応するための「汎用力」を育む取り組みを行っています(全学横断型プログラム)。21世紀には新しい課題が発生しています。第1に情報化社会への展開、第2に少子・高齢化の進行、第3にグローバル化、第4に地域創生などの課題があります。これらの課題への対応として、本学では様々な取り組みを進めています。情報化社会への対応としては保健福祉情報教育プログラムを、少子・高齢化への対応としては、援助力養成プログラムとして「県大子どもサポーター活動」を実施しています。さらにグローバル化に対しては、国際交流プログラムとして、のちほどご紹介します海外語学実習や交換留学等を積極的に推進しています。また、地方創生のための取り組みとしては、キャリア形成支援プログラムがあり、このプログラムでは、インターンシップ等を通じての学生の社会人基礎力の向上を目指しています。本学では、以上のような取り組みにより、学生が「汎用力」を高め、「専門力」とのシナジー効果が生じることで、21世紀に活躍できる人材として育っていくことを願っています。この報告会では、その成果の一端として学生の発表や活発な意見交換等により、充実した時間が持てることを期待し、私からのご挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。1