ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会

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概要

福岡県立大学 インターンシップ報告会

看板づくりを行うにあたって、事業ミーティングや職員会議への参加、打ち合わせを重ねました。その際に打ち合せの為には、看板の設計図、材料の提案・見積もりが必要なことが分かりました。提出資料を作っている際に資料を見る側の見やすさ・わかりやすさという視点が欠けていました。材料費については、予算等を聞いていなかったために予算をオーバーしてしまいました。看板作りを行う上でも「予算」という考えが思い浮かばず組織の中での活動という視点が抜けていたと思います。9月に設置をしてから、約1カ月の間の売り上げ集計では、若干ではありますが、向上が見られ、看板の効果は出つつあるということでした。また、看板作成と同時に、課題として挙がったその他の課題点への取り組みも行われており、それらとの総合的な効果で、売り上げ向上につながっていると考えられます。以上のような活動や失敗を通して事前に十分に打ち合わせをする必要があること、自分の中のイメージを伝えるには形にする必要があることに気づきました。また、意見をまとめて実行するには逆算やシミュレーション等を行い、常に見通しを立てておく必要があると感じました。振り返りを通して『なぜ看板を作ったか』、『なぜ広報をする必要があるのか』、と考えをさかのぼっていったとき、その基には、利用者の方の自立を促進するという気持ちがあったということに、気付かせていただきました。地域と障害者とが関わる機会や場面はそう多くはなく、障害者・障害者家族同士の中での関わりに留まりやすいと感じました。しかし、陶芸やカフェのように地域と障害者とが関わるキッカケとなり得るものはあり、そこに関心を持つことができるか、持ってもらうことができるかが、重要であると感じました。そのキッカケを作ったり大きくしたりしていく手助けは私たちにもできるのではないかと思いました。最後になりましたが、スケジュール調整が難しい中長期・実践型インターンシップを受け入れてくださり、たくさんの助言や指導をしていただいたインクル八千代の職員の皆さま、ありがとうございました。42