ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会

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概要

福岡県立大学 インターンシップ報告会

活動報告2.インターンシッププログラムの説明と紹介室井啓臣(学生支援班)まず、本学におけるインターンシップの位置づけについて説明いたします。本学では1年次から正課教育・正課外教育にて学生のキャリア形成支援を行っています。正課教育では、主に1~2年次に履修するプレ・インターンシップや2年次の海外語学実習があります。正課外教育としては、1~2年次に実施するキャリア形成支援講座等があり、インターンシップは主に2~3年次に実施します。プレ・インターンシップ等の低年次を対象としたキャリア形成支援では「学習意欲喚起型(仕事理解型)」として位置付けておりますが、インターンシップではプレ・インターンシップで獲得した「就業力」をもとに「職業選択準備型」として位置付け、職業選択や職業生活への理解を深め、将来の就職活動や就職後の適応を円滑にすることを目的としています。続いてインターンシップの概要について説明いたします。インターンシップの対象学年は、主に2~3年次をターゲットとしておりますが、厳密には2年次春季及び3年次夏季が最も望ましいと考えております。期間は1~2週間を推奨しており、正課外教育として位置付けています。マッチング方法は九州インターンシップ推進協議会等の仲介機関を通して行っており、大学と受入先で覚書を交わすものをインターンシップと認めて一部交通費を補助しています。今年度の参加学生は、32名でその3/4が2年次春季・3年次夏季に参加しています。また、過去2年間のプレ・インターンシップ履修学生から夏季4名・春季4名の合計8名(全体の25%)が今年度のインターンシップに参加しています。受入先は、大半が福岡県内の企業・団体となっております。中には出身地に帰省してインターンシップに参加した学生もいました。受入先の業種内訳としては、官公庁が最も多い結果となっています。本学では公務員を希望する学生が多く、2~3年生を対象としている公務員講座に100名ほどが受講していることからも、このような特徴が出ております。本学では、職業選択準備型としてのインターンシップに参加する前に、仕事理解型であるプレ・インターンシップを経験することを推奨したプログラム構成となっております。プレ・インターンシップ時に事前・事後研修を含めた指導を充実させることで、その後のインターンシップの参加準備を見据えたものとなっています。今後の課題として、インターンシップ参加者におけるプレ・インターンシップ履修経験者の割合をもっと高めていく必要があります。初年次から段階的にキャリア形成支援プログラムを受講することで、職業選択や卒業後の社会生活がより充実したものとなればと考えております。これで本学のインターンシッププログラムの説明と紹介を終わらせていただきます。30