ブックタイトル福岡県立大学 インターンシップ報告会

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概要

福岡県立大学 インターンシップ報告会

活動報告4.プレ・インターンシップ三輪巴絵(公共社会学科1年)私は、今現在の学生としての立場から思い描いている“社会に出る”ということ、また“社会人”に対するイメージと実際の“社会”や“現場で活躍する社会人”との間にある想像と現実の差を知りたいと思い今回のプレ・インターンシップ科目を履修した。そして、全10日間の活動を夏季5日間/春季5日間に分け、2か所で行った。夏季休暇中に活動させていただいた株式会社ギラヴァンツ北九州様は、北九州を拠点に活動しているプロサッカーチームの運営元であり体験期間はシーズン中という事で、デスクに向かう事務作業などの内務は少なく、基本的には営業の方の外回りやイベントの運営補助などといった実践的な体験を多くさせていただいた。株式会社ギラヴァンツ北九州様が運営するプロサッカーチーム“ギラヴァンツ北九州”では現在ホームスタジアムが新設されている。体験初日には新設中のスタジアムを近くから見学させていただくことが出来た。その際、スタジアムの建設が地域やチームに与える影響にはプラスのものとそうではないものがあるという事、つまり何かをつくりあげる時には様々な立場からの意見や主張がありそれをどのようにまとめていくかが重要であるという事を教えていただいた。また、営業や会場移動の間の車内は個人的なお話をたくさん聞くことのできるとても充実した時間であった。基本的に活動はその日ごとに担当の人が決まっていて担当の方と行動を共にしたため移動の際などその方個人の考え方や体験、仕事に対する客観的な思いなど様々な意見を聞くことが出来た。春季休暇中に活動させていただいた株式会社サンデン旅行様は明るく楽しい社員さんが多く、社員同士の仲がとても良い素敵な雰囲気の職場の環境だった。今回の活動では主に営業について学ばせていただいたため各日ごと、時間帯ごとで別々の担当の方の外回りに同行させていただいた。活動させていただいた支店の活動範囲が、私が中学高校時代を過ごした下関市内だったということもあり、訪問先のお客様ともお話をする機会を持つことが出来た。どちらかといえば中小企業や地元の会社との関わりが多くみられたその中で、地元ならではの素晴らしさや会社のネームバリューではなく職場の雰囲気や会社同士の信頼関係の重要さを知ることが出来た。また、株式会社サンデン旅行様は旅行会社ということもあり接客業が中心であり、お客様に接する際の応対や礼儀作法、さらには会話の中心となる自身の知識など幅広い教養が必要だということを改めて感じた。さらに、相手方が重役の方である場合では時事の話題などかなり高度な話をすることもあるため必要となる知識は多岐にわたることが分かった。今回、二か所の体験先で活動させていただき日頃の学生生活では味わうことのない本当に貴重な経験をさせていただくことが出来た。これから学生生活を謳歌していくにあたって、自分が思い描く社会人ではなく社会に出て活躍できる臨機応変に対応し気持ちの切り替えをはっきりとできる社会人を目指し、まずは今しかできないことを全力で楽しみたくさんの経験をしていきたいと思う。130