ブックタイトル福岡県立大学　インターンシップ報告会

概要

福岡県立大学　インターンシップ報告会

活動報告1.海外語学実習プログラムの説明と紹介Gale Ian Stuart准教授皆さん、こんにちは。人間社会学部のゲイルです。今から2015年の海外語学実習について話します。2015年の夏に、福岡県立大学の学生17名がイギリスでの海外語学実習に参加しました。8月30日から9月20日までの3週間のプログラムが単位として認定されました。看護学部の8名と人間社会学部の9名の全ての学科から学生の参加がありました。看護学部の森礼子先生と私の2名で引率いたしました。出発の前に、学生のみなさんは福岡県立大学で22.5時間の事前研修に出席しました。この事前研修の目的は、日常の英語、日本とイギリスの文化の違い、そして学生がイギリスで行う調査の準備です（これについては後で説明します）。4年前から、事前研修も単位として認定されることになりました。参加する学生は、全部で2単位認定されます。事前研修で1単位、3週間のイギリスでの海外語学実習で1単位です。3週間のコースで17名の学生は、とても美しく歴史のある二つの都市に滞在しました。一つは大学で有名なオックスフォードです。もう一つは、2000年前にローマが温泉を作った場所バースです。オックスフォードでは、8日間学生はオックスフォード・ブルックス大学の寮に滞在し、バースでは12日間、イギリス人家族の家にホームステイしました。学生は、2人か3人で一つのホストファミリーの家に滞在しました。学生とホームステイファミリーの皆さんが強い絆で結ばれています。学生は、イギリスで何をしていたのでしょうか。オックスフォード、バース、ロンドンと4か所の世界遺産（例えば、2011年にウィリアム王子とキャサリン妃が結婚した場所であるウェストミンスター寺院）に行きました。また、イギリスの大英博物館、バッキンガム宮殿、ウェールズの首都であるカルディフ、コッツウォルズ、サリスベリーとブレナム宮殿とたくさんのハリーポッターのロケ地（例えば、ハリーポッターの映画に出てくる木や9と4分の3番線、ホグワーツとその食堂など）に行きました。これらの場所は、とても興味深く、学ぶべきことがたくさんあります。何より、私たちの海外語学実習は、学生の就業力の向上に焦点を当てています。3週間のコースで、学生は大学の1学期の授業時間30時間の授業に出席しました。この授業の目的は、教育や教養と健康管理について話し合うこと、そして学生それぞれの調査を実施することです。いつもオックスフォード・ブルックス大学やバース大学の学生がALTとして参加し、1人のイギリスの学生が、4～5人の学生の手伝いをしました。このことによって、学生は英語を改善することができ、そしてイギリス人の学生からデータを集めることができました。それぞれの学生は、イギリスに行く前の事前研修で作った10個の質問の調査票をもとに調査を行いました。学生は、3つの題目から一つを選び、同じ質問がないように調査票を作りました。看護学部の学生はイギリスでの看護について、人間社会学部の学生は介護か教育について調査を行いました。インタビューされるイギリス人は、これらの領域の専門家でした。学生たちは最新で詳細なデータを集めることができました。そして、レポートで日本の同じようなデータとイギリスのデータを比較することができました。学生には、イギリスの小学生に教える機会がありました。このティーチング・プラクティスは、バース7