ブックタイトルh27 ヘルスプロモーション

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概要

h27 ヘルスプロモーション

3.保健師リカレント教育1事業組織事業代表者:尾形由起子(看護学部教授)事業分担者:山下清香(看護学部准教授)2事業資金なし3主催団体・共催団体主催:福岡県立大学附属研究所ヘルスプロモーション実践研究センター4事業の目的変動する社会の中で、地域住民のニーズの多様化・高度化に伴い、保健師の活動は大きく変容しつつある。地域保健法、介護保険法等の施行、見直し、改正の変遷の中で、行政における保健師の配属先は、保健分野に加えて障害福祉、介護保険、児童福祉、男女共同参画、環境、教育、国民健康保険等の各分野を中心に職域は急速に拡大している。そのような状況下において保健師は業務分担化すすみ、保健師の専門性を確認し、地域での公衆衛生看護活動が行いにくい状況にある。地域保健で働く保健師が社会の要請に応えてその専門性を発揮し、責任を果していくためには、一人ひとりの保健師がそれら整理された管理機能の概念を意識化し、実践を見直す場が必要である。その必要性に伴って、管理職にありベテラン保健師と10年以上勤務経験をもつ保健師の専門性について確認し、相互にエンパワーできる場をつくることを目的とした。5事業の内容(2事業、2回、参加者:44名)【ベテラン保健師の会】平成25年5月30日、参加者:一般、24名,保健師、6名管理職にある保健師が持つ事業の実施内容と課題の紹介行橋市,築上町,田川市,直方市,水巻町,大野城市6名の母子事業及び高齢者事業の紹介と課題(後輩育成について含み)についてディスカッションを行った。【中堅保健師勉強会】平成25年7月4日,一般、20名、保健師、12名保健師のベストプラクティス『みる・つなぐ・動かす』の枠組みを参考として整理し、自分の担当する事業でワークした。その内容を相互に発表し、内容を分析した。その結果、保健師の活動における『みる・つなぐ・動かす』の基盤として、保健師活動の理念的なコアとして『視点、姿勢、価値』が大切であることを確認した。さらに、「みる」、「つなぐ」、「動かす」はそれぞれが単独で機能するのではなく、「つながりながら見る」、「つなげて動かし新たな地域実態をみる」など「つなぐ」を活動的なコアとし、連続的にあるいは同時並行的になされる複雑な行為であることを確認した。尾形由起子:へルスプロモーション看護実践研究センター長- 27 -