要約

本研究は、平成10年に「田川地域における子育て意識調査」を4歳から7歳までの子どもを子育て中の保護者を対象に行ったことに続けて、3歳までの子どもを子育て中の保護者を対象に行ったものである。調査は平成12年度に行われ、各市町村の乳幼児健康診査の際に調査を依頼し、記入後郵送するように求めた。580名に調査表を渡したが、回収できたのは179票であり31%の回収率であった。
結果は、全体としては前回調査と同様の傾向を示していたが、対象保護者の子どもが幼いことによると考えられるいくつかの相違点があった。それらは「母子保健サービスへの期待」、「子育て支援センターの充実」、「緊急時の子育て代行システムの充実」であった。

キーワード

乳幼児の保護者、意識調査、子育て支援、田川市郡