ブックタイトル大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

概要

大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

べき役割や精神看護専門看護師としてどのように活動するのかといったビジョンを描く材料となっており、大切な経験になっていると自負できるものだと考えております。入江正光福間病院スーパー救急病棟看護師看護学修士(精神看護専門看護師コース)私は精神看護の更なる実践能力の向上を目指したいと考え大学院へ入学しました。しばらく学業から離れていたため心配はありましたが、先生方の丁寧な御指導のもと理論に基づいた様々な知識を得ることができ、とても貴重な体験となりました。座学で得た知識を実習で生かしながら多職種と協働する技術なども修得でき、今まで以上に自分自身の看護の奥行きが広がっていることが実感できるようになりました。学業と仕事、家庭のバランスを保つことはとても難しく、疲労が蓄積していくことは否めませんが、職場の理解や家族の協力、そして何より看護の対象者である患者様や御家族様の心からの笑顔が原動力になっています。安藤愛西南女学院大学保健福祉学部看護学科助教看護学修士(研究コース精神看護学)臨床で経験を積む過程で、精神科だけでなく一般科でも精神疾患患者さんをもっと理解できる看護師を育成していけたらと思うようになりました。縁あって母校である福岡県立大学に導かれ、進学しました。修学過程は、院生間のディスカッションや先生方との交流により、これまでの感覚的な実践の経験に根拠を得られたと同時に、自己を振り返り研鑽する機会となりました。大学院生活は、決して楽な道のりではありませんが、修了後に得られる成長した自己と院生同士のつながりは、今後の人生を豊かにしてくれます！矢治亜樹子一本松すずかけ病院急性期病棟主任(精神看護専門看護師コース在学生)私は、臨床経験の中で精神看護の楽しさを実感していながら、それを言葉にして伝えることの出来ないもどかしさに葛藤し、知識と表現力の獲得などを求めて大学院に入学しました。現在は精神看護専門看護師コースで、看護の基盤となる理論や知識を丁寧に学び直すことで、看護者である自己を振り返りながら精神看護の奥深さを改めて実感しています。仕事と両立しながら学業を行うことは想像以上に大変ですが、その分学んだ知識をすぐに臨床の場で実践することができ、更なる学びになっています。今後も、先生方、先輩方、同級生や後輩、そして仲間からたくさんの刺激を受けながら、自分の言葉で看護が語れる精神看護専門看護師を目指していきたいと思います。恵良友彦平成30年度入学生(研究コース精神看護学)私は、福岡県立大学看護学部を卒業後、国立病院機構賀茂精神医療センターで、３年間男性閉鎖病棟、２年間医療観察法病棟に勤務しました。精神看護に携わる中で補完代替療法に興味があり、アロマセラピーを精神看護で活かすことはできないか研究したいという思いが強まり、大学院に入学を決意しました。在学中に、英国IFPA（国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟）資格の取得を目指しながら、研究手法や精神看護学、看護における人を癒す技術等様々な学びを深めていき、自分の視野を広げていきたいと思います。高木美歩平成30年度入学生(精神看護専門看護師コース)これまでに出会った方の様々な人生や生活に触れ、どんな疾病や障害を抱えていても自分が望む場所で自分が望む生活を送ることができる社会になってほしいと思いました。そのために何ができるだろうかと考え、精神看護専門看護師コースへの進学を希望するとともに、精神科訪問看護という実践の場を選びました。何が利用者さんにとってベストなのか悩みながらの日々ですが、これからの学びで知識と実践力を身に着けていきたいと思います。5