ブックタイトル大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

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概要

大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

何度も心が折れそうになりました。しかし、細やかに辛抱強く先生方に御指導いただき、大学院での学びを、臨床での実践の中に取り入れることができるようになり、改めて理論的、科学的な学びの大切さに気付くことができました。そして、家族や職場の方々にも支えられた大学院での学修経験は、私の看護師人生の新たなる一歩になったといえます。熊本勝治見立病院事業本部課長兼精神看護専門看護師看護学修士(精神看護専門看護師コース)大学院で学びなおすことや、仕事、家庭、学業とのバランスを保てるのか等、不安を抱きながら、入学を決意したのを思い出します。入学後は、アイデンティティを見失い、一時は心を閉ざしかけもしました。そんな自分を奮い立たせたのは、質の高い講義、先生方や先輩、ともに学ぶ仲間、家族の存在でした。家族のような温かい環境の中での学びはとても有意義で、自ら学びとる探究心、自己研鑽力が培われました。今では、大学院での学びや経験が、精神科病院で働く私の基盤であり、原動力となっています。山本智之くおーれ訪問看護ステーション管理者兼精神看護専門看護師看護学修士(精神看護専門看護師コース)私は約15年精神科病院に勤務し、精神看護の楽しさ魅力に惹かれると同時に、いつかは地域で精神看護を行いたいと思うようになり、そのためにもっと深く学びたいと本大学の精神看護専門看護師コースに進学しました。在学中は新たな知識の獲得や学び直しができる喜びを実感しつつも、仕事と学業の両立は予想をはるかに超えたものでした。それでも御指導いただいた先生方の援けや同期生との励まし合い、職場や家族の協力があって無事に乗り越えることができました。平成30年、念願の訪問看護ステーションを立ち上げるに至りました。今後は地域での精神看護専門看護師として地域、病院、施設等と連携して地域で生活が継続していけるよう支援を行っていきたいと思っています。堤一樹飯塚病院リエゾン精神科外来看護師看護学修士(精神看護専門看護師コース)私が進学して感じたことは、仕事と学業の両立はとても大変だということです。これまでも、仕事と学業の両立は経験していましたが、その想像を超えてとても厳しい生活だと感じました。しかし、仕事と学業を両立している良い面もあり、その学びをすぐに、仕事での患者ケアに活かせる点、それまで気付いていなかった自分自身の思考の癖などに気付き、患者アセスメントを行えるのは、非常に良い面で充実するところでもあります。この苦労する部分、充実する部分も学びとしながら、精神看護専門看護師の資格取得に向けて勉学に励んでいる日々を過ごしています。山下真範久留米大学病院精神看護専門看護師兼精神科デイケアセンター専従看護師看護学修士(精神看護専門看護師コース)大学病院における精神科看護師の役割を自分なりに模索しているときに、精神看護専門看護師というスペシャリストの存在を知り、本学大学院の精神看護専門看護師コースに進学しました。確かに夜勤勤務や病院内の役割・業務と学業や長期実習を両立させることは大変でした。しかし、大学院での学びは臨床での学びとは異なり、専門的な知識や情報を深く学ぶ機会に恵まれるだけでなく、専門分野以外のエキスパートや大学院生らとの交流によって自分の看護観を見つめなおしたり、更に磨き上げることができる、またとない非常に貴重で有意義な時間だったと思っています。これらは、今後の自分の目指す4