ブックタイトル大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

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概要

大学院看護学研究科看護学専攻臨床看護学領域精神看護学案内パンフレット

理事長・学長挨拶理事長・学長教授柴田洋三郎ユニバーサル化が進み、国の政策は病院精神医療から地域生活支援に転換しています。そのような中、本学がある筑豊地区は世界で最も人口10万人当たりの精神科病床が多く、精神保健医療福祉職が一丸となり、精神障がい者の地域移行を実現することが求められています。その先頭でリーダーシップを発揮し得る人材が、本学で養成している精神看護専門看護師であり、精神看護学の教育者・研究者です。精神看護に情熱を持つ皆さん、御入学を歓迎します。看護学研究科長挨拶大学院看護学研究科長教授赤司千波研究コース(精神看護学)、専門看護師コース(精神看護学)は、臨床看護の質の向上、看護職者のエンパワメント、看護学教育・研究の質の向上など、ひいては精神看護学の発展に寄与する人材の育成を目指しています。本学で一番多くの修了生を輩出している松枝美智子先生の下で、そして修了し活躍している諸先輩とも交流し、精神に障害を有する人、身体疾患を有する人の精神的な健康問題に関わる看護専門職者を目指してみませんか。次期(H30年度)看護学研究科長挨拶大学院看護学研究科教授尾形由起子本学は昭和20年に設立以来、県民の健康と福祉を守るべく、先駆的な発展を遂げてきました。現在、看護職者の役割は活動領域、内容共に広がっています。また、地域包括ケア時代にあって、精神的ケアニーズは一層高まっています。本学では、そのニーズに応える中核的人材として、精神看護専門看護師をはじめとする高度専門職業人を育成しています。各専門の看護職同志が連携強化し、役割を十分に発揮することを期待しています。皆様の、大学院への御入学をお待ちしています。研究コース(精神看護学)の特色と求める人材精神看護学の研究コースは、将来博士課程への進学、教育者や研究者、臨床での看護管理者や実践者を目指す人のコースです。既存の理論を活用した演繹的な研究や、看護現象の意味を帰納的に明らかにする研究方法を用いて、学生が興味をもったテーマで研究を行います。その過程で、次のような能力を培うことができます。1.先行研究を活用する能力2.研究疑問から、先行研究やブレイン・ストーミングにより研究テーマを明確化する能力3.研究課題を達成するための研究計画書の立案能力4.研究の遂行能力5.研究を論文としてまとめ、社会に還元する能力また、生涯活用できる研究法を何か一つ修得するということも目標になります。精神看護学では、グラウンデッド・セオリー・アプローチ、内容分析、量的研究方法、混合研究法等を学修できます。本コースでは、次のような人材を求めています。是非研究コースへの進学を考慮してみてください。1.エビデンスに基づいて精神看護を実践したいと考えている人2.精神看護の看護現象の意味を、研究を通して深く探求したいと考えている人3.精神看護学を教える教育者として基礎教育や大学院教育に従事したい人4.臨床教育のエキスパートとして、後進に根拠をもって看護を伝承したいと考えている人5.研究を通して臨床看護の質の向上や、看護学の発展に寄与したい人6.精神看護のゼネラリストやスペシャリスト、他職種と協働し、精神保健医療福祉改革のために政策提言したいと考えている人1