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本年度の公共社会学科・永田瞬先生のゼミでは、多国籍企業化する大手企業の生産活動が国民生活に及ぼす影響を理解することをテーマとしています。前期はトヨタ自動車の生産管理や中小企業の存立基盤、貧困問題を、後期はジーンズ産業研究や非正規雇用問題にかかわる基本テキストを輪読し、学生の討議を中心として経済グローバル化の意味を多角的に学んでいます。
2011年11月15日には学外実習として、北九州にあるシャボン玉石けんの会社訪問と工場見学を行いました。参加者は2・3年のゼミ生15名です。企画に際しては、本学キャリアサポートセンターの江守篤子先生と連携し、シャボン玉石けん社員の上原里香さん(公共社会学科OG)の協力も得て行われました。
シャボン玉石けんは1970年代以降に無添加せっけんを専門にあつかう会社として現在に至り、北九州工場を拠点として日本全国に出荷し、韓国や中国へも輸出を行う有力企業のひとつです。
今回の訪問では石けんを作る工程のラインを見学し、無添加せっけんを生産するようになった会社の理念について学びました。
最後にOGの上原さんとの交流が行われました。上原さんからは「女性が働き続けるには福利厚生も重要」とのアドバイスがあり、学生との意見交換が活発に行われました。
シャボン玉石けんのエントランス
製造工程の説明を聞く
■永田ゼミ生の感想
私はシャボン玉石けんの誕生秘話・現在の製造方法などを聞いて、顧客に対して本当に質の良い商品を提供する、という熱意と姿勢を感じました。昔ながらの製法で職人の手で時間をかけて丁寧につくられていることに、創業者から継承されたこだわりを感じました。商品の質を追求すること、人体や自然環境に無害とアピールできることが、シャボン玉石けんの強みであると思います。(3年・中野)
今回の工場見学に行き、シャボン玉石けんのような有名企業の製品についても実はあまりよく理解していなかったことがわかり、自分の知識の少なさを実感しました。そして、就職活動をするにあたって、希望企業の理念と製品について詳しく調べる必要性を痛感しています。企業を知ること、製品の良さを知ることで、見えてくることがたくさんあります。(3年・日野)
利益を求めるだけでなく、今の社会を見つめ、未来を見通す力を持ち、自分の信じる道を確固たる意志で突き進む姿が企業のあるべき姿だと感じました。就職活動の際には、表の仕事だけでなく、このような核の部分まで研究できるように取り組もうと思います。(3年・池松)

参加者全員で集合写真
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